愛媛大学大学院
地域レジリエンス学環

濵田 規史(令和5年度入学)

学生これからの成長に必要不可欠な場所

【私が地域レジリエンス学環に入学しようと思った理由】

「レジリエンス」という言葉は、とあるセミナーに参加したことがきっかけでずっと気になっていました。そんな矢先に、友人のSNSから「愛媛大学に地域レジリエンス学環ができる」ということを知りました。私は、フリーランス(個人事業主)なのですが、仕事でアウトプット(実践)するばかりで、自身の事業を振り返ったり、新たな知識や見識を得る機会が不足していると感じていました。この学環は、防災をはじめ、デジタル、教育、地域…といった他分野の横断的な学びが得られることに大変魅力を感じ、これからの事業や私自身の成長に必要不可欠だと思い、思い切って出願しました。

【地域レジリエンス学環とは】

1.仕事を持ちながら講義を受講できるの?

毎期の履修登録の際、対面・非対面、同期・非同期、開講時間帯などの授業形態を確認することで、ある程度調整はできました。どうしても参加できない授業などは、後でオンデマンド配信(非同期の動画配信)がある授業もあるので、夜仕事が終わって視聴して、レポートを出すということでも十分履修は可能でした。いずれにしても、仕事・学業を両立するためには、朝や夜の時間、細切れ時間を活用していくことが大事だと感じています。

2.どんな研究をしているの?

私は、仕事の中で得た事例や課題の中から「問い」を設定して、研究テーマにしています。地域に限定したコミュニティではなく、「オンライン」を取り込んだコミュニティとして、地域内外にどんな影響を及ぼすのか、コミュニティの様々な類型・内部の人の動き・施策等から分析をしています。この研究を通じて、平時からの「オンランコミュニティ」が、発災時にどのように活かされるのかも、アクションリサーチを中心に解き明かしていきたいと考えています。

3.どんな雰囲気?

ストレートマスター※の学生に加え、仕事も様々な社会人学生(3060代)の面白い人達が集まっています。第1期生ということもあり、顔見知りになりやすく、授業後のお茶会や飲み会も行っています。また、先生方々も他学部からも多く加わっており、様々な専門分野から視点や気づきをいただいています。オール愛媛大学でこの学環が運営されているという感覚がとても強く心強いです。

※ストレートマスター:学部を卒業して、そのまま大学院へ進学すること