教育課程
教育課程について
「基盤科目」「専門科目」「実践科目」「特別研究科目」の4つの科目群で構成し、地域をフィールドとしたレジリエント社会の構築について実践的かつ分野横断的な教育プログラムを展開します。
基盤科目
レジリエントな地域社会を実現するための基礎的な素養を学修する科目
専門科目
地域理解、ICT・データ利活用、レジリエンス向上のための分野横断的な専門学識を深化する科目
実践科目
プロジェクト形式の実習における「分野横断指導チーム」の複眼的・俯瞰的指導を通じ、地域をフィールドにした協働力、実践力を涵養する科目
特別研究科目
研究計画書の作成、研究計画に基づいたデータ収集・分析、研究論文の執筆・発表について学修する科目
教育課程等の概要
科目 区分 |
授業科目の名称 | 配当 年次 |
単位数 | 授業形態 | 備考 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
必修 | 選択 | 自由 | 講義 | 演習 | 実験・実習 | ||||||
合計(38科目) | - | 25 | 20 | 0 | - | ||||||
基盤科目 | SDGs概論 | 1前 | 1 | 〇 | オムニバス | ||||||
レジリエンス学概論 | 1前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
データサイエンス概論 | 1前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
デジタルエスノグラフィー実習 | 1前 | 1 | ○ | オムニバス | |||||||
サーベイメソッド・プログラム評価法 | 1前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
プロジェクトマネジメント概論 | 1前 | 1 | 〇 | ||||||||
小計(6科目) | - | 6 | 0 | 0 | - | ||||||
専門科目 | 地域理解 | 人類学特論 | 1後 | 1 | 〇 | ||||||
環境情報マネジメント | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
環境経済学 | 1前 | 1 | 〇 | ||||||||
自然社会環境論 | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
コミュニティ心理学特論 | 2前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
公共ガバナンス論Ⅰ | 2前 | 1 | 〇 | ||||||||
公共ガバナンス論Ⅱ | 2前 | 1 | 〇 | ||||||||
地域マネジメント論Ⅰ | 1前 | 1 | 〇 | ||||||||
地域マネジメント論Ⅱ | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
海域社会論 | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
ミクロ経済学 | 1前 | 1 | 〇 | ||||||||
景観まちづくり | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
ICT・データ利活用 | センシングと応用 | 1前 | 2 | 〇 | オムニバス | ||||||
ICT/データサイエンス/AI特論 | 1前 | 2 | 〇 | ||||||||
知能的食料生産科学特論 | 1後 | 2 | 〇 | ||||||||
災害情報学 | 2前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
バイオインフォマティクス特論 | 2前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
レジリエンス向上 | 防災・減災工学 | 1前 | 2 | 〇 | 共同 | ||||||
危機管理と事前復興・事業継続計画 | 1後 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
リスクコミュニケーション | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
災害と福祉法政策 | 1後 | 1 | 〇 | ||||||||
災害医療と地域包括ケア | 2前 | 1 | 〇 | オムニバス | |||||||
国際防災戦略と危機対応 | 2前 | 1 | ○ | ||||||||
小計(23科目) | - | 8 | 19 | 0 | - | ||||||
実践科目 | 地域協働インターンシップⅠ | 1前 | 1 | ○ | 共同・集中 | ||||||
地域協働インターンシップⅡ | 1後 | 1 | ○ | オムニバス・集中 | |||||||
地域レジリエンスPBLⅠ | 1前 | 2 | ○ | 共同 | |||||||
地域レジリエンスPBLⅡ | 1後 | 2 | ○ | 共同 | |||||||
地域レジリエンスPBLⅢ | 2前 | 2 | ○ | 共同 | |||||||
小計(5科目) | - | 7 | 1 | 0 | - | ||||||
特別研究科目 | 特別演習Ⅰ | 1前 | 1 | ○ | |||||||
特別演習Ⅱ | 1後 | 1 | ○ | ||||||||
特別演習Ⅲ | 2前 | 1 | ○ | ||||||||
特別演習Ⅳ | 2後 | 1 | ○ | ||||||||
小計(4科目) | - | 4 | 0 | 0 | - |
修了要件と教育課程の概要
- 修了要件
- 本課程に2年以上在籍し、30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文を提出して、審査及び最終試験に合格すること。
- 教育課程
- 基盤科目6単位、専門科目13単位以上、実践科目7単位以上、特別研究科目4単位を履修する。
取得できる学位の名称等
- 学位
- 修士(学術)
- 主たる学位の分野
- 工学、理学、農学、経済学、文学(心理学)
修了後の活躍を期待する分野
公務員(国、自治体)、民間企業、NGO/NPO等
具体的には、以下のような活躍をすることを想定しています。
- 建設コンサルタント会社や地方自治体(技術職)において事前復興の業務に従事し,リスクと地域発展性をデータに基づいて科学的・数量的に評価しつつ,持続可能な防災まちづくりを立案
- 民間企業の危機管理部門において,データ・AIを活用しつつ多様な取引先との協働により柔軟性のあるBCPを策定・実践し,就職先企業のレジリエンス向上に貢献
- 地方自治体(技術職,行政職)や建設コンサルタント会社において,複数のコンピテンスを活かして,環境や福祉などと連携した防災を通して地域参画型のまちづくりの支援および実践を先導
- 地方自治体(農林水産部署)において,農家や水産業従事者のニーズを丁寧に汲み取りながら,ロボットやICTの活用,他業種との連携促進等の支援を通して,自然災害や気候変動に対してしなやかな農水産業の実現に貢献
- 起業家として,地域の魅力の発見,多様な人々との人間関係を深めることができる能力を活かして,地域コミュニティの魅力を最大化しつつ,地域防災力を向上させていく事業を地方において展開
- 行政機関や教育委員会,教育関連企業,NPO等の一員として,地域住民等のステークホルダーとの対話を通して,ICTを駆使した展示物とその活用方法を教育効果の観点から検証・改善し,防災に関する効果的な学習環境を開発