愛媛大学大学院
地域レジリエンス学環

教育課程

教育課程

教育課程について

「大学院共通教育科目」「基盤科目」「専門科目」「実践科目」「特別研究科目」の5つの科目群で構成し、地域をフィールドとしたレジリエント社会の構築について実践的かつ分野横断的な教育プログラムを展開します。

大学院共通教育科目

他分野を横断し広い視野と深い知見を育む科目

基盤科目

レジリエントな地域社会を実現するための基礎的な素養を学修する科目

専門科目

地域理解、ICT・データ利活用、レジリエンス向上のための分野横断的な専門学識を深化する科目

実践科目

プロジェクト形式の実習における「分野横断指導チーム」の複眼的・俯瞰的指導を通じ、地域をフィールドにした協働力、実践力を涵養する科目

特別研究科目

研究計画書の作成、研究計画に基づいたデータ収集・分析、研究論文の執筆・発表について学修する科目

教育課程等の概要

令和5年度・令和6年度入学生
令和7年度入学生

修了要件と教育課程の概要

修了要件
本課程に2年以上在籍し、30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文を提出して、審査及び最終試験に合格すること。
教育課程
【令和5年度・6年度入学生】
基盤科目6単位、専門科目13単位以上、実践科目7単位以上、特別研究科目4単位を履修する。

【令和7年度入学生】
大学院共通教育科目1単位、基盤科目6単位、専門科目12単位以上、実践科目7単位以上、特別研究科目4単位を履修する。

取得できる学位の名称等

学位
修士(学術)
主たる学位の分野
工学、理学、農学、経済学、文学(心理学)

修了後の活躍を期待する分野

公務員(国、自治体)、民間企業、NGO/NPO等

具体的には、以下のような活躍をすることを想定しています。

  • 建設コンサルタント会社や地方自治体(技術職)において事前復興の業務に従事し,リスクと地域発展性をデータに基づいて科学的・数量的に評価しつつ,持続可能な防災まちづくりを立案
  • 民間企業の危機管理部門において,データ・AIを活用しつつ多様な取引先との協働により柔軟性のあるBCPを策定・実践し,就職先企業のレジリエンス向上に貢献
  • 地方自治体(技術職,行政職)や建設コンサルタント会社において,複数のコンピテンスを活かして,環境や福祉などと連携した防災を通して地域参画型のまちづくりの支援および実践を先導
  • 地方自治体(農林水産部署)において,農家や水産業従事者のニーズを丁寧に汲み取りながら,ロボットやICTの活用,他業種との連携促進等の支援を通して,自然災害や気候変動に対してしなやかな農水産業の実現に貢献
  • 起業家として,地域の魅力の発見,多様な人々との人間関係を深めることができる能力を活かして,地域コミュニティの魅力を最大化しつつ,地域防災力を向上させていく事業を地方において展開
  • 行政機関や教育委員会,教育関連企業,NPO等の一員として,地域住民等のステークホルダーとの対話を通して,ICTを駆使した展示物とその活用方法を教育効果の観点から検証・改善し,防災に関する効果的な学習環境を開発